シャープ系の代表ワサビにおいては、2.では本来のワサビの辛味を感じることができますが、3.のように加熱する(焼く)ことによりワサビの辛味成分が失われてしまい、肉は辛さを感じません。ワサビの辛味成分はアリル・イソチオシアネート。熱に弱く、加熱によって辛味成分が失われてしまいます。
このように、シャープ系のスパイスの辛味成分は熱に弱いため、加熱や煮込む料理には不向きといえます。
ホット系の代表レッドペパー(唐辛子)においては、加熱をしても、その辛味成分は失われず、肉も辛さを保っています。レッドペパー(唐辛子)の辛味成分はカプサイシン。
このように、ホット系のスパイスの辛味成分は熱に強いため、加熱したり、煮込んだり、熱いものに加えたりする料理に向いています。
※辛味成分の種類⇒スパイスの辛味のもとは何?辛味の感じ方の違いやポイント[実験・体験(3)]
もう1点、考察してみましょう。今度は、スパイスの辛味と粒度との関係についてです。 |